『避難訓練』を行いました。
今回はアイリス茅野の環境美化委員会のスタッフさんたちが、現場のスタッフに避難訓練について指導しました。ぜひ、研修の様子をご覧ください。
避難訓練の全体会議
全体会議では下記のことを学びました。
- 防火管理
- 消防法に基づいた自分の立ち回り
- 通報連絡方法の確認
- 初期消火活動
- 排煙窓について
- 避難経路の確認
万が一火事が発生した場合は当日勤務者の担当がリーダーシップを発揮しなければいけません。利用者様や職員自らの命を守るためにも日頃から意識をもって、日々の業務に臨む必要があると改めて実感しました。
重度利用者の緊急移乗方法
アイリスでは2種類の道具を使って、万が一に利用者様が避難できるように準備をしています。
1つ目:レスキューの場面でもよくみかける『担架』
アイリスでは折りたたみ式の担架を使用します。まずはその使い方を教えてもらい、実際に移乗する訓練をしました。
ここで学んだ知識・スキルを万が一のときに使えるようにしなければいけないと思うと、反復して練習する必要があると思いました。焦らず、確実に実施できるように、定期的にイメージトレーニングをしていきたいです。
2つ目:おんぶをして避難する『オンブラック』
赤ちゃんに使う『抱っこひも』の大人バージョンです。
実際に使ってみるとこんな感じです。
『オンブラック』という抱っこひものような道具でしっかりと利用者様をしっかりと背中に背負うことができます。仮にパニックを起こして暴れたとしても落とす心配はありません。装着も簡単でした。
これなら体格のいい利用者様でも安全に避難できると感じました。
夜間想定避難訓練の実施
夜間想定避難訓練は、夜中に火災が発生したことと想定して、寝ている利用者様を車椅子に移乗して避難口まで安全に誘導するという訓練です。
10名の利用者様を1~2名のスタッフが避難口まで誘導しました。誘導時間は9分でした。より安全に、より迅速に対応できるように日頃から意識していかなければならないと改めて感じました。
避難訓練をした感想
改めて避難訓練をしてみると、学び足りないなということを痛感しました。
実際に天災が起きたらどう対応するべきか、そのベストな選択肢が頭に入っていないのは危険だと思いました。これからは定期的に避難訓練の資料に目を通し、イメージトレーニングを積みながら、何万分の1の命に係わるリスクに備えようと考えました。
一人一人が意識を持って、安全な行動ができるようになっていきたいと思います。
環境美化委員会の皆さん、ありがとうございました。訓練を受けたスタッフの皆さん、お疲れ様した。
さて、避難訓練の様子は以上になります。
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