介護施設における看護師の仕事とは?
①利用者様の痛みや不安を軽減し、最期まで安らかな生活ができるようにサポートすること。
②急変時に対応する介護士たちの不安を取り除くこと。
病院勤務と施設勤務の違いとは?
『利用者様の生活をサポートすること』
病院勤務は治療メインでした。患者様とのコミュニケーションも大切ですが、主に治療するための業務体制が主流です。
一方で介護施設は、認知症があるご高齢の利用者様の痛みや不安を取り除き、最期までその人らしく安らかに生きていただくためのサポートをすることです。 職場が病院から介護施設に変わったばかりの頃は、「え?この状態なのに治療しないの?」と疑念を感じることが多々あることでしょう。中には怒りを覚える人もいるでしょう。しかし、混乱しないでください。
病院と介護施設では根底の考え方が違う
介護施設の利用者様にとって、治療を受けることは大きな負担になります。本人にとって辛い思いを強いられたり、痛みが続いたり、精神的に不安定な日々が続くこともあります。施設業務をする看護師は、このことを忘れてはいけません。
ご高齢の利用者様を最期まで安らかな生活を送っていただけるように介護士と連携して、サポートすることが介護施設で働く看護師の仕事になります。